2010年4月24日発売のWEB+DB PRESS Vol.56の特集「コーディングの基礎知識」を書いた。既にAmazonに書影が出てるね。(アフィリエイトリンク)。

内容は、一言で言うと「こうコードを書くと良いですよ」って感じ。技評のページには以下のように書いてある。

仕事でコードを書くようになると,「どんな処理をしているのかがわかりやすい」「保守,機能追加が簡単」など,チームでの作業やコードを長くメンテナンスすることを視野に入れたコーディングが必要になります。社会人一年目の今,コードの書き方や考え方に関して良い習慣を身につけておけば,これからのプログラマ生活のさまざまな局面でその効果を実感することでしょう。本特集では,コードを書くうえでの良い習慣の基礎となる部分をていねいに解説します。
http://gihyo.jp/magazine/wdpress/archive/2010/vol56

紹介をダラダラと書いてもあれなので、記事として書かなかったことを少し書いておこうと思う。

少しスポーツの話をするけれど、スポーツには「上手くなる喜び」というものがあると思う。例えば「100m走のタイムが0.1秒縮んだ」「今まで出来なかった技が出来るようになった」などなど。スポーツ経験者ならこの上達した喜びを知ってると思う。絶好調の時はそれこそ毎日自分が成長しているように感じるときもある。(逆に毎日が停滞してるように感じる時もあるのだけれど)

実はプログラミングにもそういう楽しさがある。スポーツと違ってわかりやすい指標がないのでちょっとわかりづらいかもしれない。でも実感としてある。例えば、昨日書いたコードをリファクタリングしてわかりやすいコードに書き直せた時、クラスの設計がわかりやすく出来たときなど。

記事には新人向けということで、きれいに書くと仕事上メリットがあるよ的な感じで書いてはいるけれど、それとは別にそういうきれいなコードを書く喜びというのも知ってもらえたらなーと思う。